鳥取県米子市の湊山公園にある猿が島のサルの頭数を減らすよう市議会で発言する見返りに現金100万円を受け取ったとして、現職の市議会議員が逮捕された事件で、鳥取県警は米子市役所内に家宅捜索に入りました。 八原真由キャスター 「県警の捜査員が米子市役所へと入っていきます。市議会事務局などを捜索すると見られます」 9日午後5時半頃、鳥取県警の捜査員が米子市役所内へ家宅捜索に入りました。 中嶋理沙記者 「稲田容疑者を乗せた車が出てきました、今鳥取署から送検されます」 受託収賄の疑いで逮捕されたのは、米子市議会議員の稲田淸容疑者(56)です。 今回の事件の舞台となったのは、米子市の湊山公園でサルが飼育されている「猿が島」です。 鳥取県警によりますと、稲田容疑者は市議会議長だったおととし6月ごろ、サルの管理に関して指定管理業務を請け負う事業体の当時代表だった市内の男性(70代)から市議会でサルの数を削減する発言をするよう依頼され、米子市内の駐車場で現金100万円を受け取った疑いが持たれています。 1986年に建設され米子市に寄贈されたという猿が島。 当初は9匹が飼育されていましたが、出産により一時52匹まで増えました。 しかし、昨年度には15匹がほかの施設に譲渡され、37匹まで減っています。 猿が島のサルは頭数が増え始めた近年、脱走が度々発生していて、大捕物が行われていました。 100万円を受け取ったとされるおととし、稲田容疑者は市議会でこんな発言をしていました。 米子市HPより 「多すぎるのではないか。現在50頭ということは、あまり良い環境ではないだろう。サルに話して聞くわけにはいかない。ただ今回逸走したときに、やはり数が多すぎたというところは原因の1つでもあるし、9から始まって50まできたから、半分の25くらいが良いんじゃないかとか人間思いがちですけど、やはりここは専門家の意見も交えて、まずは減らす必要があるんだと思う。」