鎌倉・高級住宅街の強盗摘発につなげる 警察犬2匹お手柄 現場から50メートル離れた場所で遺留品発見

鎌倉市鎌倉山の高級住宅街で1月、複数の男が住宅に押し入り金品を奪った事件で、鎌倉署は14日、容疑者グループの摘発につながった遺留品を発見したとして警察犬のジャーマンシェパード2匹を表彰した。凶悪事件で手柄を上げたのは暴れん坊でも仕事は繊細にこなすオラフ(雄、4歳)と好奇心旺盛で遊び好きのニケ(雌、8歳)。ペアを組むハンドラーの警官も「これからも一件でも多く事件を解決していきたい」と意気込んでいる。 事件は1月9日午前5時25分ごろ、同市鎌倉山2丁目の住宅に複数の男が侵入。住民の男性を鉄パイプで殴り、現金50万円と腕時計など計1100万円相当を奪って逃走した。 横浜市栄区の警察犬訓練所に配属されている2匹は早朝から現場に急行。オラフは現場の玄関から犯行グループのにおいをたどり、途中からバトンタッチしたニケが約50メートル離れた場所から遺留品を見つけたという。 その遺留品などを裏付けの証拠として、県警は3月までに住居侵入と強盗致傷の疑いで実行役の男6人を逮捕し、「匿名・流動型犯罪グループ(匿流)」による犯行も視野に捜査している。オラフとペアを組む鑑識課の天野拓也警部補は「時間の経過とともに匂いが上書きされると痕跡をたどるのが難しくなる。今回は早朝で人通りも少なく、条件がそろっていた」と振り返った。

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