「年金の過払い金がある」年金事務所職員を装い電話…60代男性にATMから100万円振り込ませた疑い 指定暴力団組長を指示役とみて逮捕 出し子・勧誘役と共謀した組織的犯行か 富山県警など4県警合同捜査本部

年金事務所の職員を装い、60代男性に「年金の過払い金がある」などとうその電話をかけ、ATMから現金約100万円を振り込ませ、うち50万円を盗んだとして、指定暴力団組長の男が21日、富山・静岡・鳥取・香川の4県警の合同捜査本部に逮捕されました。 逮捕されたのは、住居不詳で、指定暴力団六代目山口組三代目小西一家傘下組織の組長、東直希こと島直輝容疑者(42)です。 合同捜査本部によりますと、島容疑者はすでに逮捕されている出し子役や勧誘役の共犯者らと共謀し、2023年10月5日、年金事務所の職員を装い、静岡市の60代男性に電話し「年金の過払い金がある」などとうそをつき、ATMから現金約100万円を振り込ませ、そのうち現金50万円を盗んだ電子計算機使用詐欺、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律違反、窃盗の疑いがもたれています。 島容疑者の認否は明らかにされていません。 60代男性は島容疑者が指示役とみられる犯行グループの指示に従い、静岡市内の金融機関ATMから指定口座へ複数回にわたり合計約100万円を振り込み、すでに逮捕済みの出し子役が、東京都内のコンビニエンスストア設置のATMから現金約50万円を引き出したとみられています。 合同捜査本部は去年から還付金詐欺事件を調べていて、富山県警が特殊詐欺事件で暴力団組長を摘発するのは今回が初めてです。

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