飲酒運転で3月に逮捕された米歌手のブリトニー・スピアーズが、司法取引に応じたため刑務所行きを免れることになった。米紙ニューヨークポストが4日、報じた。 ブリトニーは3月4日、カリフォルニア州ニューベリーパーク近郊の101号線高速道路で飲酒運転により逮捕された。4日の法廷にはブリトニー本人は出廷しなかったが、弁護団が代理で出席した。 弁護士はブリトニーに代わって司法取引に応じて、飲酒運転と薬物運転による危険運転の罪を認めた。裁判官はブリトニーに12か月の保護観察、3か月のアルコール依存症治療プログラム、571ドル(約9万1000円)の罰金を言い渡した。 またブリトニーは、必要に応じて車両の捜索と押収に応じるよう命じられており、有効な処方箋がある場合のみ薬物を所持することが許されている。裁判手続きによると、ブリトニーは今後も精神科治療を継続し、月に2回精神科医の診察を受け、週に1回心理学者の診察を受ける予定であることも明らかになった。 弁護士のマイケル・ゴールドスタイン氏は「依頼人は元気です。ブリトニーが自らを助けるために取った前向きな行動を地方検事が認めてくれたことを嬉しく思います。今後も彼女がそうし続けることを期待しています」と語っている。 ベンチュラ郡地方検事のエリック・ナサレンコ氏はブリトニーの治療について「被告が罪状認否の前に自らリハビリ施設に入所することを決めた場合、それは被告が回復に真剣に取り組んでいることを示している」と言及した。 またナサレンコ検事は「要するに、あなたが有名な歌手であろうと学校の教師であろうと、ベンチュラ郡で初めて軽犯罪を犯したすべての人に、私たちは同じことを望んでいます。それは、彼らが今後も法を遵守する市民であり続け、飲酒運転や薬物運転が極めて危険であることを理解してくれることです」と語った。 スピアーズは飲酒運転で逮捕される前に、蛇行運転とスピード違反をしていたことが明らかになっており、3月4日午後9時28分頃、カリフォルニア州ベンチュラ郡で101号線を降りた後、カリフォルニア・ハイウェイ・パトロールによって逮捕された。ベンチュラ郡保安官事務所の逮捕記録によると、ブリトニーは翌朝釈放され、公開された起訴状によると、薬物とアルコールの両方の影響下にあったとされている。