深夜、光州市(クァンジュシ)中心部で刃物で襲い、10代の女子高校生を殺害し、1人に重傷を負わせたチャン容疑者(24)が、犯行直後に無人コインランドリーを訪れ、血痕の付いた服を洗濯していたことが分かった。 6日に放送されたJTBCによると、容疑者は犯行直後、犯行現場から約1キロメートル離れた場所に車両と凶器を捨てた。その後、周辺を歩き回っていた容疑者は、無人コインランドリーに入った。 JTBCが公開した事件当日の防犯カメラ(CCTV)映像には、黒い服を着てバッグを背負った容疑者が、犯行直後に住宅街の路地を歩いていく様子が映っていた。容疑者は、住宅街にある無人コインランドリーへ向かい、そこで血痕の付いた上着を洗濯した。洗濯が終わるのを待ちながら、電子たばこを充電するなど、約1時間滞在していたという。 チャン容疑者は、事件現場から車で5分ほど離れた自身のワンルームに戻る途中、張り込んでいた刑事らに逮捕された。逮捕当時、容疑者のバッグの中からは、包装を開けていない凶器がもう1本見つかった。容疑者は、自殺を考えているうちに衝動的に起こした犯行だと主張しているが、犯行前後の行動を見ると、計画的犯行の可能性に重きが置かれている。 チャン容疑者は5日午前0時11分ごろ、光州光山区月桂洞(クァンサング・ウォルゲドン)のある大学付近の歩道で、面識のない高校2年生のAさん(17)を刃物で刺して殺害し、Aさんを助けようとした別の学生B君(17)にも重傷を負わせた容疑(殺人・殺人未遂容疑)で緊急逮捕された。 チャン容疑者は逮捕直後、警察の取り調べで「生きるのがつまらなくて人生を終えようとした。ずいぶん前に買っておいた凶器を持って出た後、全く面識のない被害者の女子生徒が通り過ぎるのを見た。周辺を徘徊(はいかい)して再び見かけた女子生徒を見て、衝動的に犯行に及んだ」と供述した。 その後の警察の調べで、容疑者は犯行後にコインランドリーへ立ち寄った理由を尋ねられると、「休もうと思ってコインランドリーに立ち寄った」と供述したという。 警察は、チャン容疑者に対する身元情報公開の可否を7日または8日に審議する予定だ。 遺族などによると、Aさんは救急隊員を目指していた学生だったという。また、犯行当日、Aさんは夜遅くまで勉強した後、タクシー代を節約するため約4キロメートルを歩いて帰宅する途中、事件に巻き込まれたことが分かった。