新潟県五泉市のバス運行会社『蒲原鉄道』に家宅捜索が入ったのは、8日午前。同社の茂野一弘社長は集まった報道に新潟市・北越高と同社の主張が食い違っていることに対して「細かいことは話せない」などと話したというが……。 GW最終日に痛ましい事故が起きた。 6日午前7時ごろ、福島県郡山市の磐越自動車道上り線で、マイクロバスがガードレールに衝突。 「同バスは運転手と北越高の男子ソフトテニス部の部員20人を乗せて午前5時30分ごろ高校を出発。福島県内に移動中でした。この衝突事故で男子生徒1人がバスから外に投げ出され死亡。後続の車2台も巻き込み、合わせて26人が重軽傷を負って病院に搬送されました」(社会部記者) その後7日、福島県警はバスを運転していた若山哲夫容疑者(68)を過失運転致死傷の疑いで逮捕した。 「警察の取り調べに対して若山容疑者は“速度の見極めが甘かった” “時速90~100kmは出ていた”などと話し容疑を認めています。さらに容疑者は旅客輸送に必要な2種免許を持っておらず、無許可で営業運転をした道路運送法違反の疑いについても捜査を進めているようです」(前出・社会部記者、以下同) そんななか、冒頭にある通り、北越高と蒲原鉄道で“バスの手配”に関する説明が食い違うという事態が起きている。 「バス会社は学校側から“運転手付きの貸し切りバス”ではなく、低コストになる“レンタカーのみ”を依頼され、“運転手の手配”もお願いされたと主張。同社の営業担当者は“知人の知人”に依頼し、“ボランティア”でバスを運転させたといいます。 一方、学校側は“運転者を出してもらいたいとは伝えていない”“予算を抑えたいという依頼もしていない”と真っ向から否定している状態です」 ある教育関係者は「昔ならまだしも、バス会社が主張するようなオーダーを学校側が出すとは到底思えない」と断言し、このように続けた。 「僕ら教育関係者には“苦い記憶”があるんです」 “苦い記憶”とは’09年、大分県日出町の大分自動車道で起きたバス横転事故のこと。高校の野球部員を乗せたバスが横転し、1人が死亡、37人が重軽傷を負った事故で、運転していた元教諭は実刑判決となっている。 「あの事故以降、公立の学校は“運転手付きのバスチャーター”を徹底するようになっています。“素人”運転手を学校関係者が許すわけがない……」(前出・教育関係者) 果たして真相は――。