【磐越道バス事故】「レンタカーは依頼していない」食い違う学校とバス会社の主張【新潟】

北越高校の生徒など21人が死傷した磐越道のバス事故で、警察は7日夜、バスを運転していた胎内市の68歳の男を逮捕しました。 若山哲夫容疑者は、2009年まで東京学館新潟高校の陸上部監督を務め、全国に選手を輩出してきました。その後も、開志国際高校や新潟医療福祉大学で指導にあたり、2026年3月までは新潟アルビレックスランニングクラブに勤務するなど、県内の陸上界では名の知れた人物でした。 しかし、最近の様子を知る人は… ■若山容疑者を知る人 「ここ1年くらいとくに体全体が弱くなっていたんでしょうね、足が…。歩くのがおぼつかないような感じで小股でトコトコと。ずいぶんひどくなったなと。」 逮捕直前に撮影された若山容疑者の足取り…どうも、おぼつかない様子です。 ■若山容疑者を知る人 「前とは違っているなと。近所のあいさつも最近はとくにかわすことができないというか、しないというか。」 ――― 7日夜、北越高校が開いた緊急の保護者会。 出席した保護者からは安全管理について批判の声が上がりました。 ■保護者 「顧問の先生がなんで一緒に(バスに)乗っていないんだとか、ドライバーと全員が生徒だということで、もし何かあったときに誰も免許を持っていないので対応ができないんじゃないかとか。対応が甘く感じる。」 7日午後9時ごろから始まった会見。校長は、蒲原鉄道の主張に対する反論を展開しました。 ■北越高校 灰野正宏校長 「具体的にレンタカーを手配してもらいたいとか、学校から運転者を紹介し出してもらいたいということは伝えていない。そういった事実はないと確認した。」 事故当日の夜、蒲原鉄道は報道陣にこう話していました。 ■蒲原鉄道 茂野一弘社長 「貸し切りバスを使わずレンタカーで送迎したいと(学校側から)話をもらった。」 ■蒲原鉄道 金子賢二営業担当 「(学校側から)『運転する人もいないんだよね』という話になったので、運転手を紹介しましょうかと手配して、この方でいいでしょうかと了解を得た。」 ■記者 「具体的にどういう言い方をされた?例えば安くしてくれとか?」 ■蒲原鉄道 金子賢二営業担当 「そうですね。」 ■記者 「どなたから話があった?」 ■蒲原鉄道 金子賢二営業担当 「部活の顧問の先生から。」 学校側から「レンタカーと運転手の手配を求められた」との主張に、北越高校は…。 ■北越高校 灰野正宏校長 「私どもとしては当然バスの運行をお願いしています。レンタカーにしてください、運転手も紹介してくださいとはお願いするはずがない。大きな違いがあることは私どもとしては理解できない。」 北越高校の反論に蒲原鉄道の社長は…。 ■蒲原鉄道 茂野一弘社長 「(Q.学校は真逆のことを言っている)その辺に関しても捜索を受けているなかで話をしているところ。細かいところは話をすることができないので、コメントは差し控えたい。」 北越高校によると、ソフトテニス部は遠征を蒲原鉄道に依頼することが多く、過去3年間の運行実績は28回。2025年度は9回で200万円ほどの費用を部員から徴収する形で賄っていました。 一方、バスの手配にあたって北越高校が業者と見積もりや契約書を交わしてこなかったことも明らかとなりました。 ■北越高校 灰野正宏校長 「なかなか一般の商慣習ではありえないと言ってもいいような状況。決済事務の見直しなど、業者選定にしっかり対応していきたい。」 17歳の命はなぜ失われたのか。 その責任の在りかはいまだ見えてきません。

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