生徒死亡の高校記者会見へ 運行会社と経緯食い違い 磐越道事故

福島県郡山市の磐越自動車道で北越高校(新潟市)の男子ソフトテニス部の生徒1人が死亡した事故を受け、同校が10日夜、記者会見を開く。 この事故を巡っては、生徒らの移動に貸し切りバスではなくレンタカーを手配した経緯などについて、学校側と会社側で大きく食い違っている。 ◇業者側「高校の依頼で手配」 バス運行会社「蒲原鉄道」(新潟県五泉市)は事故当日の6日夜に開いた記者会見や、毎日新聞の取材に対し、学校側から同社が提供する貸し切りバスよりも費用を抑えたい旨の相談を受け、同社名義で新潟市内のレンタカー会社からバスを手配したと説明している。 また、学校側から運転手の紹介も依頼されたため、同社の営業担当者が知人を通じて、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で逮捕された無職、若山哲夫容疑者(68)=新潟県胎内市=を確保したと主張している。 ◇高校側「理解できない」 これに対し、北越高校側は7日夜に開いた1回目の会見で、灰野正宏校長が「具体的にレンタカーをお願いするとか、運転手を紹介してもらいたいということは伝えていないと、顧問に確認している」と反論。費用を抑えようとした事実はなく、会社側の主張について「理解できない」と述べている。 一方で、蒲原鉄道が「古くから学校に出入りする業者」だったため、学校側も事前に費用の見積もりなどは取らず、契約書も交わしていないことも明らかにしている。【戸田紗友莉、浜田奈美、福富智】

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