校外の安全確保めぐり局長級で検討へ 文科省、辺野古やバス事故受け

福島県郡山市の磐越道で、北越高校(新潟市)の男子ソフトテニス部の部員が死亡したマイクロバス事故など、学校外での活動中の事故が相次いでいることを受け、松本洋平文部科学相は12日の会見で、学校外での活動全般に関する安全確保のあり方について、文科省の局長級を集めた会議で議論することを明らかにした。 バス事故をめぐっては、福島県警がバスの運転手の男を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで逮捕するなど、捜査が進んでいる。 一方、高校側がバスの手配を依頼したバス運行会社「蒲原(かんばら)鉄道」は、別のレンタカー会社からマイクロバスを調達し、運転手の男も知人を介して手配したことが明らかになっている。レンタカーを利用した経緯については、蒲原鉄道側と高校側で主張が異なっている。 松本文科相は、今回の事故の学校側の管理体制については「コメントを控える」とする一方、事業者に移動手段の手配などを依頼する場合、「適切な契約を行い、利用する旅客運送の安全確保についてあらかじめ確認することが重要だ」と指摘。私立である北越高校を所管する新潟県と連携して事案の確認を進めるとした。 さらに、沖縄県名護市辺野古沖で、研修旅行中の同志社国際高校(京都府)の生徒らが乗った船が転覆し、生徒ら2人が死亡した事故など、学校外での活動で生徒が死傷する事故が相次いでいることから、12日にも、文科省で学校の安全管理に関わる部署の局長級職員らを集めた会議を開くと明らかにした。スポーツ庁・文化庁の部活動を所管する部署も加わる。 松本文科相は「こうしたことが起きないように、どういうことが必要なのか議論をする。しかるべきタイミングで(安全確保にむけた)周知が行われるように取り組みを進めたい」と話した。(森下裕介)

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