13日、奈良県農業協同組合(JAならけん)元職員の男が経費で「電気ノコギリ300台」を仕入れて売却、約1266万円を横領したとして逮捕されました。 業務上横領の疑いで逮捕されたのは、JAならけんの元職員・福澤智宏(45)容疑者です。警察によりますと、福澤容疑者は、2022年6月中旬から24年8月末にかけて、取引先から業務に関係がない「電動ノコギリ300台」を仕入れ、75回にわたって、工具買取店などに売却した疑いがもたれています。300台の仕入れにかかった費用は合わせて3170万900円で、福澤容疑者は1266万7800円で売却していました。 福澤容疑者は、JA内で畜産商品などの仕入れや発注などをする業務を担当していて、ノコギリは、1回に10台から20台を仕入れ、配達を運送会社止めにして、自ら取りに行き、工具買取店などに持ち込んでいたということです。 JAならけんは、去年4月から警察に被害の相談をしていて、12月に刑事告訴していました。 福澤容疑者は「売却したことに間違いありません」と容疑を認めていて、動機については「借金の返済などでお金が必要になったから」といった趣旨の供述をしているということです。 警察は余罪も含め、詳しく経緯を調べています。