歩行者からバッグをひったくろうとしたとして、神奈川県警は住所不定、無職山内政孝容疑者(46)を強盗未遂容疑で再逮捕し、14日発表した。「私がやったことで間違いありません」と容疑を認めているという。 川崎市内では2月末~4月上旬、黒いスクータータイプのバイクによるひったくりや同未遂事件が相次いでいた。いずれも日中に女性が被害に遭うなど手口が似通っていることなどから、県警は同容疑者が関与した可能性があるとみて調べている。 捜査3課によると、逮捕容疑は3月24日午後4時5分ごろ、同市高津区の路上で歩いていた会社員の女性(51)の後方からバイクで近づき、持っていたトートバッグを奪おうとしたというもの。バイクは2月末に市内で盗まれたものだった。 県警が公開した事件当時の様子をとらえた動画では、バイクが速度を出したまま近づき、被害女性からバッグを奪おうとして抵抗され、そのまま女性を引きずった後で走り去る様子がうかがえる。 県警によると、山内容疑者は車上生活をしながら市内を転々としていたという。4月7日に事件に使われた盗難バイクに乗ろうとしたところを、盗品等保管容疑で現行犯逮捕されていた。(小林日和、奥田薫子)