被告を「デブ」「ブタ」 茨城県警の捜査資料、公判で弁護側指摘

茨城県古河市の介護老人保健施設で2020年に入所者2人を殺害したとして殺人などの罪に問われている元職員、赤間恵美被告(40)について、茨城県警が捜査資料に「デブ」「ブタ」と記載していたことが判明した。18日に水戸地裁で公判があり、証拠として提出されていた捜査資料を弁護側が読み上げた。 捜査資料は、逮捕前の被告の行動を記録した「観察日誌」。捜査員が被告宅近辺に設置したカメラの映像などを確認し作成したもので、21年7~8月の記録に、被告を「デブ」「ブタ」と表現した記載があった。 県警刑事総務課の竹内孝伸総括理事官は毎日新聞の取材に「配慮や品位に欠ける表現で適切でないと認識している。今後、指導を徹底していく」と述べた。 起訴状などによると、被告は老健施設「けやきの舎(いえ)」で20年5月30日、入所していた鈴木喜作さん(当時84歳)の体内に、点滴用のシリンジ(注射器の筒)で空気を注入して殺害。7月6日には同様の手口で吉田節次さん(当時76歳)を殺害したとしている。 被告は公判で無罪を主張している。判決公判は7月7日の予定。【井手一樹】

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