5月16日、女優・高畑淳子の長男で俳優の高畑裕太が、自身のSNSを更新。9年前に起こした不祥事について《事実関係の説明と、これまで公にしてこなかった経緯、そして現在の自分の考えを、自らの言葉で整理し、公表するものです》とし、事の経緯と自身の主張をまとめた文書を発表した。 「2016年、裕太さんは、撮影で訪れていた群馬県前橋市のビジネスホテルで、40代の女性従業員に性的暴行を加え、ケガを負わせたとして、強姦致傷容疑で逮捕されました。前橋地検は不起訴処分の判断を下し、釈放。高畑さんは前橋署前で報道陣に向かって謝罪したのです」(報道関係者) 文書では、《ホテル従業員の女性と関係を持ったこと自体は事実です》としながらも、《報道されたような「性的暴行」に該当する行為は行っておりません。また、怪我を伴うような暴力行為も行っておりません》と、過去の報道の内容をきっぱりと否定した。 事件後、しばらく表舞台から遠ざかっていた裕太だが、2019年に舞台『さよなら西湖クン』で芸能活動を再開。現在は劇団『ハイワイヤ』を主宰しており、8月には自身が作・演出を務める公演が決まっている。裕太と親交がある芸能関係者がその経緯を明かす。 「劇団を立ち上げたのは、ひとえに淳子さんを安心させるためでしょう。コロナ禍で第1回の旗揚げ公演は中止せざるをえなかったものの、それでも腐らなかったのは、このときにはもう仲間ができていたからでしょう。一番の相棒は制作の横井佑輔氏でしょう。2人でいろいろ相談し合って決めていて、もはや“人生のパートナー”と言えると思います。役者なら大河日氣さん。この2人は裕太さんのことを公私にわたって知り尽くしていると思います。 やはり女性関係については、本人は神経質になっていて、付き合うなら、もう結婚が前提になると思います。でも、いざ結婚となったらあの大女優の姑が立ちはだかるわけですから、なかなか立候補する人はいませんよね(笑)。かつてあれだけはっちゃけていた裕太さんの変貌ぶりは、やっぱり母親を泣かせた後悔から来ているはずです」(同前) 息子の騒動直後に謝罪会見を開き、「どんなに言葉を尽くしてもお詫びの言葉が見つからない」と苦しい胸中を語った母・淳子。騒動後は陰ながら応援を続けていたという。 「事件直後は、淳子さんの仕事も激減。裕太さんはもう引きこもるしかなかったわけですが、『自分の食い扶持くらい自分で稼がないと』と我に返り、特殊清掃のバイトを始めました。その次に介護のバイト。そうして貯めたお金で裕太さんは放浪の旅に出た。その後、劇団旗揚げという“手土産”を引っ提げて帰ってきたときは、淳子さんは号泣したそうです。もちろん、劇団旗揚げにも大賛成。『何でも応援するから』という感じです。 ハイワイヤの公演『ゆりかごからブランコへ。』は、裕太さんの人生経験を生かした死生観の物語。この公演には、淳子さんが女優の渡辺えりさんを連れて見に行ったそうです。えりさんも施設で両親を看取ったばかりだったので、もう2人とも号泣したそうです。淳子さんは、裕太さんがまた映像の世界で仕事ができることを望んでいるはずです」(同前) 今の裕太にとって、頑張る背中を見せることが最大の親孝行なのだろう。