イラン、国際メディアに配信規制 ニュースコンテンツ配信規制拡大

テヘラン、イラン、5月28日 (AP) ー イランは、同国からのニュースコンテンツ配信に対する規制を拡大し、国際ニュースメディアに対し、イスラエルメディアによるコンテンツの利用を制限するよう指示した。 26日に首都テヘランに拠点を置く国際ニュースメディアに対して発出されたこの指示では、「写真、動画、報道、その他のメディア制作物を含む、提出されるすべてのコンテンツ」に、所定の文言を記載することが義務付けられている。 メディア活動を監督する文化・イスラム指導省から、AP通信を含む多数の報道機関に指示が送られた。ペルシア語から翻訳された指示書には、「本指示に従わなかった場合の責任は、コンテンツを提出した報道機関にある」と記されていた。 この新たな規制は、米国とイスラエルがイランへの攻撃を開始してから3カ月後に発令された。 この攻撃は、同地域における継続的かつ時折激化する戦争へと発展した。 トランプ大統領は、戦争開始から88日目を迎えた時点で和平合意が間近であると主張したが、一方でイランは26日、最新の米国の空爆を「不誠実さと信頼性の欠如」の表れだと非難した。 新たな措置の下、国際的な報道機関は、問題のコンテンツがイスラエルのメディアや、イラン国外に拠点を置くペルシア語テレビ局によって使用できないことを明記することが義務付けられている。長年にわたり、イランは国際メディアに対し、BBCペルシャ語、VOAペルシャ語、マノトTV、イラン・インターナショナルとの一部資料の共有を禁止しており、これに違反すれば国内での活動停止のリスクがある。 こうした制限にもかかわらず、海外の多くのペルシャ語メディアは、依然として様々なウェブサイトやメッセージアプリを通じて、イラン国営メディアが公開した画像や動画にアクセスしている。 ワシントンに拠点を置く団体「フリーダム・ハウス」は、イランを「自由で独立したメディアが存在しない」国としてランク付けしており、すべてのテレビチャンネルが神権政治体制内の強硬派によって支配されており、他のメディアで働く市民は嫌がらせや逮捕に直面していると指摘している。 衛星アンテナは禁止されているが、海外から放送されるペルシャ語チャンネルを視聴するために多くの人が所有している。当局が数カ月に及ぶインターネットの遮断を解除した後、イラン国民は27日にインターネットへのアクセスを回復し始めた。しかし、ユーザーによると、一部の地域では通信速度が遅く不安定で、YouTubeやInstagramなどのアプリは厳しく制限されているという。 AP通信の広報担当は声明で、「APは、イラン国内で活動するすべての国際報道機関と同様、新たな規制の対象となっている」と述べた。 さらに、「現地のチームは、厳しい状況下でも力強く独立したジャーナリズムを継続し、現地で起きていることに関する事実に基づく目撃者の報道を世界が得られるよう確保している」と付け加えた。 (日本語翻訳・編集 アフロ)

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