巨人の阿部慎之助前監督(47)が5月25日、18歳の長女への暴行容疑で現行犯逮捕された余波がいまだ収まらない。翌26日の会見で涙ながらに監督辞任を発表した際には、長女が事件の経緯や自身の思いをつづった手紙も代読された。それによると、父とケンカをした長女はチャットGPTに相談し、提案されたとおり児童相談所に電話をしたところ、思いがけず警察に通報されてしまったという。この一連の経緯について、ネット上では児相へのバッシングも起こりはじめている。はたして、本人への意思確認をせずに警察沙汰にしたとされる対応は適切だったのか。専門家の見解は――。 * * * 長女の手紙には、事件の経緯についてこう記されていた。 〈父とのこのような大がかりなケンカというのは初めてのことであり、チャットGPTに相談した結果、匿名で相談できる児童相談所というものがありますよ、という形での説明書きがなされ、それでお電話をさせていただきました。「どのようにすればわからない」と児童相談所の職員に相談させていただいたにも関わらず、「どうしたらいいか」といった私自身の意向が聞かれることはなく、警察に通報されるという形になってしまいました。警察が来て一番驚いているのは自分自身ですし、父が警察に連行された姿を見て目前で私は泣き崩れてしまいました〉 チャットGPTに勧められるがまま、児相に相談をしたようだが、児相は原則18歳未満の子どもへの支援を行う。18歳である長女からの相談は本来ならば管轄外だが、それでも福祉の専門機関としては門前払いせず、できる限りの対応をしたのだろう。