“ゾンビたばこ”と呼ばれる指定薬物を使用した罪で有罪判決を受けた元広島カープの羽月隆太郎被告。 「私を含め6人が購入した」と28日夜に生配信で語り、波紋が広がっています。 元広島カープ・羽月隆太郎被告: 期待や応援を裏切ってしまった自分自身の情けなさを痛感しています。応援してくださったみなさんに、こんな形で終わりを迎えることに申し訳なく思っています。 ゾンビたばこと呼ばれる指定薬物を使用した罪で、5月に有罪判決を受けた元広島カープの羽月隆太郎被告。 公判では「他にもゾンビたばこを使用していた選手がいる」と明かしていました。 28日の配信で具体的な人数を話しました。 元広島カープ・羽月隆太郎被告: 令和7年4月ごろに、ある知人からシーシャだと言われて渡されたものを使用していました。この人物と関わりがあったカープ選手は私を含めて6人が同じ人物から購入していました。 自分以外に5人の選手がゾンビたばこを購入したと述べたのです。 ゾンビたばことは、2025年5月に指定薬物に加えられた「エトミデート」が含まれた電子たばこのことです。 吸引すると手足がけいれんしたり、泥酔したような状態に陥る危険性があるとされています。 中国のSNSに投稿された映像では、足元がおぼつかず地面に倒れてしまう人物が映っています。 こうした姿が、まるでゾンビのように見えることからゾンビたばこと呼ばれるようになったということです。 このゾンビたばこを自宅で使用したとして2026年1月、警察は羽月被告を逮捕。 当時、羽月被告は広島カープの現役選手でした。 昨シーズンは自己最多となる74試合に出場し、今後の活躍が期待されていた中での事件で、逮捕直後は否認していたものの、その後、容疑を認めた羽月被告。 5月に行われた裁判では拘禁刑1年、執行猶予3年の有罪判決を受けました。 なぜ最初は容疑を否認したのか、その理由について羽月被告は「最初、自分1人で背負おうと考えていました。宮崎でのキャンプが始まるまで、私が使用した経緯やそれを使用するほかの選手について話をしなければ、警察がキャンプに行って、他の選手に捜査を行うまでの時間を稼ぐことができるだろうと思っていた。そのころには、仮に警察が宮崎で他の選手の捜査をしても、時間が経過しているため、尿検査で陽性反応は出ないと考えていました」と述べ、他の選手に警察の捜査が及ぶまでの時間稼ぎだったと説明しました。 動画配信を受け、広島カープの鈴木球団本部長は「何もコメントすることはない。こちらは調査しているし警察の捜査にも対応している。調査は継続中。ネットの配信に対して一つ一つこちらが反応することはない」と、コメントしました。