【熊本・八代市庁舎あっせん収賄事件】調査進める議会の百条委関係者に、逮捕された男がジャーナリストと称して接触

熊本・八代市庁舎建設をめぐり、八代市議ら6人が逮捕された汚職事件の続報です。 官製談合の疑いがあるとして調査を進める八代市議会の百条委員会が、あす3日に開催されます。 その委員会の関係者に対し、5月28日に逮捕された男が、ジャーナリストと称して接触していたことがわかりました。水面下で何が起きていたのでしょうか。 八代市の新庁舎建設をめぐり、市議の成松由紀夫容疑者が6000万円を受け取ったとして起訴されたあっせん収賄事件で、5月28日、賄賂の一部を隠そうとしたマネーロンダリングの疑いで、6人の逮捕に発展しました。 ■新たな疑惑 そして新たに浮上したのが、ジャーナリスト「櫻井要」と名乗る男の存在です。 捜査関係者によると、この男が、5月28日に逮捕された、住所・職業不詳の伊藤卓也容疑者(51)でした。 ことし2026年4月の百条委員会。 ■証人男性「あの時の総合評価の項目の操作は、不正に働いていたのかなと思っていた」※音声を加工しています 官製談合の疑惑を調べる百条委員会で証言していたのは、庁舎建設に関わった熊本・八代市の職員です。 ■成松容疑者 疑惑の矛先は、市議会の「重鎮」と呼ばれた成松由紀夫容疑者。 関係者への取材から、成松容疑者が、調査がどのように進められるか、伊藤容疑者に情報収集させていた疑いが出てきました。 ■伊藤容疑者が話していた内容 「国会議員のスクープを取りたい」「百条委員会はどう進めるのか?」 関係者によりますと、伊藤容疑者はことし2026年3月頃、「疑惑を追及する取材」と称して、百条委員会の委員長や八代市の職員らに接触。 その後「委員会のシナリオ」とされる資料を、成松容疑者が所属していた自民党八代市議団に提供したということです。 警察は、成松容疑者が百条委員会でどのような証言が出るのか事前に把握するとともに、警察の捜査状況も探らせる狙いがあったとみています。 成松容疑者らの逮捕を受けて、延期されていた百条委員会は、あす3日に開かれる予定です。

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