先月、山形県天童市で起きた特殊詐欺事件で、現金300万円をだまし取ろうとしたとして、詐欺グループの「受け子」とみられる16歳の少年が逮捕されました。 被害を未然に防いだのは女性の機転でした。 詐欺未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、本籍が千葉県で住居不詳・無職の少年(16)です。 警察によりますと、少年は名前のわからない人物らと共謀し、先月28日、天童市に住む70代の女性の家に孫などを装って複数回電話をかけ、「至急お金が必要だ」などとウソを言って、現金300万円をだまし取ろうとした疑いが持たれています。 電話を不審に思った女性は、「オレオレ詐欺の疑いがある」と警察に相談。その後も警察の捜査に協力し、電話口で「だまされたふり」を続けました。 そして、孫の上司を装って現金を受け取りに女性の自宅を訪れた16歳の少年を、警戒していた警察官が現行犯逮捕したということです。 少年は、詐欺グループの中で直接カネを受け取る「受け子」とみられています。 警察は、今後の捜査に支障があるとして少年の認否を明らかにしていません。 警察は、少年の余罪や、グループの指示役など共犯者がいるとみて調べを進めています。 16歳が受け子として逮捕された今回の事件。犯罪の安易さと低年齢化が改めて示された事例となりました。