手配の男に旅券返納命令 栃木強殺を主導か、海外逃亡

栃木県上三川町の民家で5月、女性が殺害された事件で、外務省は3日、事件を主導したとして強盗殺人容疑で公開手配されている益田和彦容疑者(48)に旅券返納を命じた。 益田容疑者は中国経由で東南アジアに潜伏しているとみられている。期限の24日までに返納しなかった場合は失効し、不法滞在の状態となる。 県警によると、益田容疑者は5月14日、現場指示役とみられる竹前海斗(28)と美結(25)両容疑者夫婦、実行役とされる16歳の高校生の少年4人と共謀し、強盗目的で民家に押し入り、富山英子さん(69)を殺害した疑いが持たれている。 捜査関係者によると、益田容疑者は竹前容疑者と知人関係にあり、事件前に匿名性の高いアプリを通じて「ルパンやる?」とメッセージを送り、強盗の実行を持ち掛けていた。富山さん方の資産情報も入手していたとみられ、報酬について「1億の40%」と提示していたという。 益田容疑者は事件の3日後、成田空港から中国へ出国。その後、東南アジアの第三国に渡航した可能性がある。県警は5月29日に公開手配するとともに、警察庁を通じて外務省に旅券返納命令を出すよう要請していた。 事件を巡っては、実行役の中心となった相模原市の少年に知り合いの川崎市の少年を紹介したとして、相模原市の男子高校生(18)が職業安定法違反容疑で同30日に逮捕された。

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