障害児支援施設を利用していた女児を送迎中に商業施設のトイレに連れ込み、性的暴行を加えるなどしたとして、警視庁は、元団体職員の後藤隆也容疑者(46)=東京都八王子市=を不同意性交や性的姿態撮影等処罰法、児童買春・児童ポルノ禁止法違反などの疑いで逮捕し、3日に発表した。黙秘しているという。 少年育成課によると、後藤容疑者は2024年3月、女児が13歳未満であることを知りながら、5回にわたり、千葉県柏市内の商業施設の多目的トイレなどでわいせつな行為をしたり、その様子をスマートフォンで撮影し、児童ポルノを製造したりした疑いがある。 女児は容疑者が勤務する障害児通所支援事業所を利用しており、容疑者が車で送迎していた。この施設に通う他の女児2人にもわいせつな行為をしたとして、容疑者はこれまでに不同意わいせつ容疑などで2回逮捕され、起訴されていた。 押収された容疑者のスマホには、複数の女児のわいせつな動画や画像が4千点以上保存されていたといい、警視庁が詳しく調べている。 女児の父親は警視庁に対し、「娘はされた行為が嫌なことという認識はなく、そもそもわいせつな行為が何なのか、わかっていなかったと思う。娘が今回のことを覚えているかはわからないが、できれば思い出してほしくない。私たち家族が受けた心の傷は一生消えることはない」と話しているという。(太田原奈都乃)