「トランスフォーマー」のシャイア・ラブーフ、暴行罪を認め保護観察に

「トランスフォーマー」シリーズで知られる俳優のシャイア・ラブーフが、米ニューオーリンズで起こした暴行事件で、3件の暴行罪を認めた。裁判所はラブーフに、2年間の保護観察と飲酒治療プログラムの受講を命じたと、米AP通信などが報じている。 事件が起きたのは、今年2月のことだ。年に一度のカーニバル「マルディグラ」でにぎわうニューオーリンズで、ラブーフは深夜のバーでバーテンダー2人に殴りかかり、うち1人の鼻を骨折させたとされる。いったん釈放されると、釈放を証明する書類を口にくわえたまま通りで踊る姿がSNSで広まり、騒ぎはさらに大きくなった。 被害者の1人で、米俳優組合に所属する男性は、ラブーフから同性愛者を侮辱する言葉を浴びせられたとして、今回の暴行をヘイトクライム(憎悪犯罪)だと訴えていた。 ラブーフをめぐるトラブルは、これが初めてではない。飲酒運転や公演中の迷惑行為、共演者とのいさかいなど、ここ20年近く騒動が絶えない。2020年には、元恋人で歌手のFKAツイッグスから性的暴行などで訴えられ、昨年和解したばかりだ。近年は「酒を断った」と公言していたが、今回のマルディグラでは数日にわたって飲み歩いていたと、複数の関係者が証言している。 ラブーフの弁護士サラ・チャービンスキーは、今回の件を「お祭りの最中に起きた、ささいな酒場でのもめごとにすぎません」と話す。 「ラブーフは、自分の責任を引き受けるために法廷に立ち、それを果たしました」 ラブーフ自身も、逮捕のあとのインタビューで、問題の根は酒だけではないと振り返っていた。 「酒の問題というより、怒りやエゴの問題なんだ」 かつても飲酒の問題から立ち直り、評価を取り戻したことがあった。今回の立ち直りが本物になるかは、これからの2年間にかかっている。

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