大手回転寿司チェーンの店内で迷惑動画を撮影しSNSに投稿した疑いで逮捕・送検された男は、逮捕直前、妻に「逮捕されるかもしれない」などとメッセージを送っていた。 取材に応じた妻は「許せない」と容疑者となった夫への思いを語った。 専門家は迷惑動画の投稿者を特定することは「警察にとって容易。すぐに捕まると思った方が良い」と指摘している。 ◆容疑者の妻「一線を越えすぎ…」 回転寿司店で注文した寿司に、洗剤の容器に入った液体をかける動画をSNSに投稿し、業務を妨害したとして逮捕された新西悠太容疑者(43)。 警察車両に乗せられ身柄を検察庁に送られた。 そして4日、新西容疑者の妻がFNNの取材に応じ、逮捕された夫への思いを明かした。 新西容疑者の妻: (Q.今の事件に対する気持ち)許せない。しちゃいけないことをしちゃって…。一線を越えすぎ。 今は離婚とか考えてないけれど、もう1回警察沙汰になったら離婚考えようかなって。2度目はないと言いたい。 警察によると、新西容疑者は5月27日、埼玉県内の「はま寿司」の店内で、注文した寿司に食器用洗剤のようなものをかける動画を撮影。 SNSに投稿して運営会社に苦情対応をさせた、威力業務妨害の疑いがもたれている。 ◆逮捕直前、妻に「ここまで事が大きくなるとは」 新西容疑者は、逮捕前、この件についての謝罪動画をSNSに投稿していた。 新西悠太容疑者: 口だけじゃなく、今後は絶対二度とあのようなことはもう二度としませんし、お店の方にも行きません。 本当に申し訳ありませんでした。 警察の調べに対し新西容疑者は容疑を認めていて、「SNSの再生回数を増やしたかった」などと供述。 寿司にかけた液体については「洗剤の容器に入れた水」と説明しているという。 新西容疑者の妻は、逮捕前にショートメッセージで伝えられていたといいます。 新西容疑者:ちょっと言いづらいことがある 妻:なにかな? 新西容疑者:逮捕されるかもしれない 妻:なんかしたの? 新西容疑者:はま寿司の寿司にかけてしまったから 容器は洗剤なんだけど 中身は水 妻:逮捕なんて嫌だよ 新西容疑者:逮捕されるけどまだ、刑務所に行く話じゃないからね 妻:そうなの? 新西容疑者:俺もここまで事が大きくなるとは思ってなかった 結婚して13年になるという妻は普段の新西容疑者は「優しい人」だと語った。 新西容疑者の妻: (新西容疑者は)配信以外では普通のまともな人。お金も無駄遣いもしないし優しい人。 (Q.どういうところが優しい?)出かけるときは荷物持ってくれたりとか、(自分は)食べるの遅いが待っててくれたりとかいろいろ。 ◆“迷惑動画”警察にとって特定は容易 被害を受けた はま寿司は、新西容疑者に対し、今後、損害賠償請求も視野に対応していくとしている。 新西容疑者の妻は、「(損害賠償請求があれば)自分が支払いはする予定でいる。(新西容疑者が)帰ってきたら完全に監視するしかない」と語った。 SNSで“迷惑動画”の投稿が相次ぐ中、警察による立件は大きな抑止力になるとフジテレビ・平松秀敏解説副委員長は述べている。 フジテレビ・平松解説副委員長: “迷惑動画”というのは、企業側が被害者ではあるが、一方で消費者に不安を与える行為なので警察も見過ごすわけにはいかない。 だから警察も断固とした姿勢で臨むために迅速に捜査し逮捕に至っているということで、模倣犯も含めて大きな抑止力になる。 動画を投稿している人物を特定するのは警察にとって簡単なことなので、安易な気持ちの動画投稿はすぐ捕まると考えた方が良い 。 (「イット!」6月4日放送より)