江別大学生集団暴行死裁判 交際相手の友人の女(21)に無期懲役求刑 検察側「著しく悪質」 謝罪述べるも遺族「極刑望む」

北海道・江別市で2024年、当時20歳の男子大学生が交際相手の女ら男女6人から集団暴行を受けて死亡し現金などが奪われた事件。 5日、交際相手の女の友人で強盗致死の罪に問われている川村葉音被告(21)の裁判員裁判が結審し、検察は「著しく悪質で情状に酌量すべき事情が見いだせず厳罰が不可欠だ」と無期懲役を求刑しました。 事件が起きたのは2024年10月、江別市の公園で長谷知哉さんの遺体が全裸の状態で発見されました。 警察は長谷さんと交際していた八木原亜麻被告(21)とその友人の川村被告、16歳から18歳の男4人を傷害致死の疑いで逮捕しました。 原因は、北海道外での就職を考えていた長谷さんが別れ話を持ち出したところ、八木原被告とトラブルになったことでした。 5月から、札幌地裁で始まった川村被告と2人の男の裁判員裁判。 検察は、川村被告が「殴るから来い」と長谷さんを呼び出し、2時間以上に及ぶ執拗な暴行があったと指摘し、川村被告ら3人は起訴内容を認めました。 そして、5日に行われた裁判で川村被告は遺族に対し「大切な家族の命を奪ってしまい、本当に申し訳ありませんでした」と、震えた声で謝罪し、その上で「社会に出られる確率はほぼないと思っている」と、厳しい判決を覚悟していると話しました。 一方で、事件当日については「(主犯格の男が)勝手に暴力を始めたので関係ないと思っていた」などと述べ、暴行後に公園に戻った際、長谷さんの様子を確認しなかった理由については「公園が暗くて怖かった」などと話しました。 5日は被害者の家族の意見陳述も行われ、「息子の無念を晴らすために極刑を望みます」とする長谷さんの母親の意見が代読されました。 判決は6月25日に言い渡されます。

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