静岡県内で発生した、いわゆるトクリュウとみられる強盗事件について、警察は長泉町と伊豆市で起きた事件の上位指示役とみられる男を再逮捕しました。 逮捕されたのは神奈川県平塚市の自称・建設業の男です。 警察によりますと、容疑者の男は2025年12月、長泉町納米里の住宅で80代の夫婦の手足をテープなどで縛り、現金約1800万円が奪われた事件で、犯行後すぐに、約1600万円を神奈川県内の人目のつかない場所に運び回収するよう指示した疑いがもたれています。 容疑者の男は5月、強盗致傷などの疑いで逮捕されていて、この事件では、これまでに実行役など9人が逮捕されています。奪われた現金の行方は現在も捜査中ですが、残りの200万円については、すでに逮捕されている他の容疑者らに渡っているとみられています。 一方、2月に伊豆市修善寺の店舗兼住宅で現金約20万円などが入った金庫が奪われた事件では、別の事件ですでに逮捕されていた指定暴力団・住吉会系の組員の容疑者の男と無職の容疑者の男を強盗などの疑いで逮捕しました。このうち組員の容疑者の男は上位指示役とみられています。 警察は、いずれの事件も「匿名・流動型犯罪グループ」トクリュウの犯行とみて、さらなる上位指示役など実態解明を進めています。