母親代わりにオランウータンのぬいぐるみを抱く愛らしい姿で、大きなブームを巻き起したニホンザルの「パンチくん」。その人気者が暮らす市川動植物園(千葉県・市川市)で事件が起きたのは、今年5月17日のことだった。 「同日昼頃、市川動植物園は公式SNSで“サル山に侵入者があった”と報告。来園者が撮影した侵入の瞬間がSNSで瞬く間に拡散されましたが、映像では、黄色い巨大なマスクをかぶり、上下青のスーツを着用した人物が柵を乗り越えてサル山に接近する様子が確認されました。市川署は、共にアメリカ国籍の大学生の男性(24)と会社員の男性(27)を威力業務妨害の疑いで逮捕。大学生の男性は、取り調べに『答えたくないし逮捕にも納得していない』と話し、侵入する様子を撮影していた会社員の男性は、『柵の中に入っていないので逮捕された事実は正しくない』などと訴えていたようです」(全国紙記者) 平和に暮らす動物たちを危険にさらした今回の事件。直後から、園は観覧規制エリアの拡大、エリア内に侵入防止ネットを設置するなど、事件はルールを守って観覧を楽しむ来園者にまで大きな不利益を与えた。なお、5月18日時点で園内の協議ではサル山撮影の全面禁止の議論まで行われたことも発表している。 そんななか、報道各社は6月5日、検察が同日付で米国人男性2人を威力業務妨害の罪で略式起訴し、2人はそれぞれ罰金30万円の略式命令を受け、即日納付したことを報じた。つまり2人はすでに釈放されたわけだが、どうやら本人のSNSでは、事件に関して反省した様子はなさそうで……。 「大学生の男性は、13日から逮捕当日の17日にかけてインスタグラムを更新。ナイトクラブやカラオケ、有名店のラーメンや焼肉屋、高級ブランド店での買い物など、東京を満喫する姿を投稿していました。そして、6月10日に釈放後初めてインスタを更新。ところが、謝罪の言葉はなく、市川署の前でともに逮捕された男性と撮影した2ショットや、自分たちが警察に身柄を確保された際の報道の映像をわざわざ投稿。ストーリーズでは、“日本に行くと一カ月刑務所に入ることになる”と冗談めかして伝えていました。 なお、ストーリーズでは、すでにアメリカに戻っていることを動画で報告。旅行の大半は身柄が拘束されていたため、釈放後は2日ほどしか遊ぶ時間がなかったともコメント。一方、逮捕されたことも含めて東京滞在は“10点満点中10点だったよ”とサムズアップで述べたほか、サル山に侵入する姿を再び投稿するなど、特に反省している様子は見られませんでした」(WEBメディア記者) なお、近ごろのパンチくんはぬいぐるみから離れ、仲間の群れになじんでいるという。これからも危険の及ばない平和なサル山で、すくすくと成長してほしい。