フォロワー多いアカ購入→インフルエンサー装って6.5億円詐取か

SNSで「講義を受ければ高収入を生み出せる」とうその投稿をし、受講料名目で現金をだまし取ったとして、大阪府警は10日、アプリ開発会社「Unity」(大阪市北区)の代表取締役、松村真吾容疑者(29)=大阪市淀川区=や、同社の従業員ら男女計41人を詐欺の疑いで逮捕したと発表した。容疑者らはSNSで多くのフォロワーを持つアカウントを購入し、インフルエンサーになりすまして投稿していたという。 府警によると、全国の約2300人から計約6億5000万円を詐取した疑いがある。府警は匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ=匿流)の可能性があるとみて実態解明を進める。 逮捕容疑は2025年11月~26年3月、SNSで複数のインフルエンサーになりすまして「スクールを受講したおかげでフォロワー数が増えて収入も増えた」などとうその投稿をし、府内の女性3人から受講料名目で計約88万円をだまし取ったとされる。府警は認否を明らかにしていない。 府警特殊詐欺捜査課によると、容疑者らは事前に仲介業者を通じ、料理や美容に特化して発信する複数のアカウントを購入していた。アカウントが売却されていることはフォロワーには知らされていなかった。 容疑者らはSNSで商品の販売量に応じて報酬を得る「アフィリエート広告」と呼ばれる仕組みをアピールしていた。投稿の閲覧回数が増えれば収益を得る可能性が高まる構造で、被害者にはフォロワーの増やし方を指導する教材が送られてきたという。 府警は9日、府内にある複数の拠点を家宅捜索し、スマートフォンやパソコンなど1000点以上を押収した。【水谷怜央那】

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