日本オリンピック委員会(JOC)は11日、東京都内で理事会を開き、その後に太田雄貴専務理事、星香里常務理事らが会見に臨んだ。 先月28日には、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで強化合宿中だったバレーボール男子日本代表の選手が、大麻所持の疑いで逮捕された。星常務理事は「事態を重く受け止めている。一選手の不祥事ではなく、日本のスポーツが築き上げてきた信頼を根本から覆す深刻な事態。『人間力なくして競技力向上なし』のスローガンを掲げているので残念」と話した。 今後はトップアスリートの強化を担う団体として、「教育を徹底して進める。(選手には)ロールモデルの自覚を持ってほしいし、インテグリティ教育をより一層進めていきたい」と語気を強めた。 また愛知・名古屋アジア大会まで開幕100日前となったことを受け、太田専務理事は「JOCとしても自治体、競技団体、パートナー、メディアを巻き込んで、(国民に)スポーツ好きになってもらう、そんな大会にしたい。これからサッカーW杯一色になると思うが、一段落付いたら、アジア大会に向かって行ける空気をつくっていきたい」と話した。