魚津市の北陸自動車道で大型トラックが作業員2人をはねて死亡させた事故で、現場で救助にあたった消防隊員が、KNBの取材に当時の状況を語りました。 救助にあたった 滑川消防署・谷口静雄消防司令 「現場の責任者として本部との無線のやり取り、または現場の状況の全体把握を行っておりました」 事故の通報を受けて発生直後の現場に駆けつけた、滑川消防署の谷口静雄さんです。この事故は今月5日、魚津市の北陸自動車道で道路工事現場にいた作業員2人が突っ込んできた大型トラックにはねられて死亡したものです。現場には滑川消防署と上市消防署から、救急車や救助工作車などの車4台、合わせて13人の隊員が出動しました。 滑川消防署 谷口静雄消防司令 「二人とも道路上に、車の外に出ていました。両方とも倒れている状態でした」 「意識のない状態でした」 「一刻も早くこの現場から救出し、病院に搬送してあげたいという思いでいっぱいでした」 大型トラックを運転していた根本宏一容疑者は酒気帯び運転と過失運転致死の疑いで逮捕・送検されていて、根本容疑者の呼気からは基準値以上のアルコールが検出されています。 滑川消防署 谷口静雄消防司令 「先着した救急隊がトラックの運転手に呼びかけたところ、返事をされました。別の救急隊に対しても質問に対して答えている感じでした」 「淡々と答えている様子でした」 根本容疑者が勤務する福島県の運送会社「斎藤運輸」によりますと、これまで根本容疑者は業務の前後に行うアルコールチェックで基準値を超えたことはなかったものの、業務中複数回にわたって物損事故を起こしていたということです。 現場で救助にあたった谷口さんは、このような悲惨な交通事故がなくなることを強く望んでいます。 滑川消防署 谷口静雄消防司令 「今回亡くなられた2名に対してご冥福を心からお祈りいたします」 「高速道路を含め交通事故等の被害災害のない社会になればいいなと思っております」