選挙のたびに繰り返されるデマや誹謗中傷。そのきっかけとなったのが2024年の兵庫県知事選挙です。 今なお膨大な数の誹謗中傷と闘い続ける県議会議員がいます。彼を突き動かしているのは「このままでは社会が壊れるのではないか」という強い危機感です。 ■デマ・誹謗中傷が奪った命「このままでは社会が壊れる」 選挙期間中のSNSを使ったデマや誹謗中傷を防ぐための法整備について、いま、与野党が協議を続けている。 自民党 逢沢一郎衆院議員 「ネット空間SNSから誹謗中傷でありますとか、あるいはフェイク、偽情報、誤情報、そういったものを排除して政治や選挙の健全性・公正さを確保していく」 中道改革連合 落合貴之衆院議員 「わざと偽情報・誤情報を流しちゃいけないということも全く法律に規定されていないので。そういう当たり前のことぐらいは、法律の文言に入れましょうという話をしています」 嘘や誤った情報が拡散することを防ぐため、政治系切り抜き動画について選挙期間中の収益化の停止も議論になっている。 大きなきっかけとなったのが、2024年11月の兵庫県知事選挙だ。 NHK党の立花孝志党首が自ら出馬して斎藤知事を支援するという異例の2馬力選挙を展開した。その標的となったのは… NHK党 立花孝志党首 「丸尾とか竹内とか、いじめの原則でいじめるときっていっぱいいじめたらだめなんですよ。誰か一人にいくんですよ」(2024年11月) 斎藤知事のパワハラ疑惑などを調査する、兵庫県議会百条委員会の委員を務めていた二人の県議だ。 一人は竹内英明元県議。立花党首やその支持者からSNSで誹謗中傷をうけ、2025年1月自ら命を絶った。 立花党首 「竹内県議めっちゃやばいね。警察の取り調べを受けているのはたぶん間違いない」(2024年12月) 「竹内元県議会議員どうも明日逮捕される予定だったそうです」(2025年1月) 「そもそも政治家が中傷されたぐらいで死ぬなボケ」(2025年3月)