警察官「斉藤一」名乗る男ら詐欺 三重・多気70代女性、被害100万円

三重県警松阪署は12日、同県多気郡多気町に住む70代の無職の女性が暗号資産100万円相当をだまし取られる特殊詐欺事件が発生したと発表した。 同署によると、今年2月ごろ、女性宅の固定電話に福岡県警の福岡中央警察署刑事部捜査第二課の「斉藤一」を名乗る男や検事の「澁谷博之」を名乗る男らから電話があった。男らは女性に「あなたは犯罪に加担している可能性がある」「捜査に協力しないと逮捕される」などと告げた。 その後、連絡用として自宅に送られてきたスマートフォンを使い、SNSアプリの「LINE(ライン)」の通話機能などを介してやり取りを続けた。男らはさらに「身の潔白を証明するため、現金を調べる必要がある」などと言い、女性に暗号資産の購入を指示。女性は現金100万円で購入した暗号資産を、今年4月8日、自宅から暗号資産取引所の指定されたアドレスへ送信し、だまし取られた。 その後、同取引所で開設した口座で取引ができなくなったことから、女性が銀行に問い合わせたところ、「詐欺ではないか」と指摘され、同署に相談。同署が捜査を進めた結果、特殊詐欺事件であることが判明。女性は6月12日に被害届を提出した。

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