大阪市東淀川区のマンションで3月、住人の男性(85)が遺体で見つかった事件で、大阪府警は15日、男性と同じ階に住んでいた47歳の男を強盗殺人などの疑いで逮捕しました。男は男性を殺害した後に部屋への侵入を繰り返し、炊飯器などを盗んだとみられています。 住居不定の無職・下滝勉容疑者(47)は2月20日ごろ、自宅マンションの同じ階に住んでいた橋本悠二さん(85)の部屋に玄関から侵入し、帰宅した橋本さんの胸を刃物で突き刺し殺害して、腕時計を奪うなどした疑いがもたれています。 警察によりますと、下滝容疑者は、この数日後にも鍵を使って橋本さんの部屋に侵入し、複数冊の本や炊飯器を盗んだ疑いが持たれていて、警察の調べに対して「2回は突き刺したけど、回数の記憶がない。それ以外は間違いありません」といずれの容疑も認めているということです。 橋本さんは一人暮らしで、3月18日に部屋を訪れたマンションの管理人が死亡している橋本さんを見つけ、事件が発覚しました。遺体には心臓を貫く刺し傷があったということです。 その後の警察の捜査で、橋本さん名義のキャッシュカードが使われた形跡や、橋本さんの腕時計が売却されたことなどが明らかになり、下滝容疑者は橋本さんのキャッシュカードを使ってATMから金を引き出そうとした窃盗未遂の罪で先月25日に起訴されています。警察は引き続き詳しい経緯を調べています。