詐欺拠点の“オーナー”とみられる38歳男 日本に移送される飛行機内で逮捕 関与した詐欺の被害額は少なくとも10数億円か

カンボジアを拠点とした特殊詐欺事件で、詐欺拠点の「オーナー」とみられる男が日本に移送中の飛行機内で逮捕されました。 両腕を抱えられ、うつむきながら車に乗せられた1人の男。16日、愛知県警に逮捕された佐々木裕介容疑者38歳です。 警察によりますと佐々木容疑者は去年2月、警察官になりすまして、うその電話をかけるよう共犯者に指示し、茨城県の36歳の女性から現金3100万円あまりをだまし取った組織犯罪処罰法違反の疑いが持たれています。 ■日本に移送される飛行機の中で逮捕 (松田亘哲記者 16日午後6時過ぎ) 「佐々木容疑者が羽田空港に到着しました。うつむきながら歩いています」 16日午後、潜伏先のタイから日本に移送される飛行機の中で逮捕された佐々木容疑者。先ほど羽田空港に到着しました。 ■関与した特殊詐欺の被害額 少なくとも10数億円にのぼるか 捜査関係者によりますと佐々木容疑者は、特殊詐欺拠点の「オーナー」として、去年8月に日本人のかけ子29人が逮捕されたカンボジア・ポイペトにある詐欺拠点の維持費などを負担。実質的に拠点を管理していたとみられています。 佐々木容疑者が関与した特殊詐欺の被害額は、少なくとも10数億円にのぼるとみられ、警察は全容解明を進める方針です。

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