16歳の死が問う“人質司法” PTSD、摂食障害、衰弱死した少女の遺族、警察官・検事を刑事告訴

兵庫県内の障がい者福祉施設で昨年(2025年)6月、スタッフとして勤務していた少女(当時16歳)が利用者からの申告により暴行容疑で逮捕、勾留され、摂食障害などの症状を招き体調が悪化し、その後死亡した問題で、少女の遺族が7月31日までに、兵庫県警の警察官3人と神戸地検の検事計4人を特別公務員職権濫用容疑などで兵庫県警に刑事告訴した。 少女は2025年6月、当時勤めていた障がい者福祉施設の利用者を暴行した疑いで逮捕され、勾留18日目の同年7月3日に、嘔吐(おうと)して倒れ、病院に搬送された。神戸地検はその翌日に不起訴処分とし、釈放された。 しかしその後、急性ストレス障害(ASD)や心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断され、摂食障害が続いた。同12月14日に低栄養のため死亡。当時の体重は約20キロまで減少した。 告訴状によると、4人は昨年6月17日から18日間、勾留の必要がないのに自白を得るために女性を拘束し、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などを発症させ、低栄養状態により死亡させたとしている。 遺族は今年6月、違法捜査だったとして、国や県に約1億円の損害賠償を求めて神戸地裁に提訴している。

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