通販サイトの商品が在庫切れのため「PayPay」で返金すると装い、20万円以上をだまし取った疑いで無職の男が逮捕された。 ◆「PayPayで返金」詐欺の手口は 14日、東京・中野署でカメラが捉えたのは、表情を変えることなく前を見つめる男。無職の木村政信容疑者(33)だ。 木村容疑者は、仲間とともに通販サイトの利用者にPayPayで「返金する」とうそをつき、20万円以上をだまし取った疑いで逮捕された。 事件は2025年8月に起きた。 通販サイトでテニスラケットを購入した女性に「欠品です」などとメールを送信、「PayPayで返金する」と持ちかけ、認証コードとして「46650」の数字を女性に入力させた。しかし、この認証コードは実は送金額で、女性自らが入力する形で実際には4万6650円を木村容疑者が管理するアカウントに送ってしまっていた。女性は4回にわたり指示された認証コードを入力。結果として、約21万7000円をだまし取られたという。 調べに対し、木村容疑者は「PayPayを受け取ったことは認めるが、だましていない」と一部容疑を否認している。 木村容疑者は受け取り役とみられ、指示役はやりとりが残りづらい通信アプリで中国語を使っていたという。 警視庁によると、同じような返金詐欺に関する被害相談は2025年の1年だけで180件に上り、注意を呼びかけている。 (「イット!」6月17日放送より)