勤務していた信用金庫で顧客の定期預金を無断解約して現金をだまし取ったとして、警視庁牛込署は詐欺の疑いで、信用金庫の元職員で会社員、田子力斗容疑者(36)=東京都町田市=を逮捕した。「遊ぶ金欲しさにやった」と容疑を認めている。 逮捕容疑は令和2年2月、当時勤務していた都内の支店で90代の女性客の定期預金を無断で解約。払い戻された現金250万円をだまし取ったとしている。 牛込署によると、田子容疑者は解約に必要な書類を偽造し、女性宅を訪問した際に正規の書類に紛れ込ませた上で「代わりに押す」と言って印鑑を押印していた。払い戻された現金の一部は女性名義の普通預金の口座に振り込まれており、見覚えのない振り込みに気づいた女性が信金に問い合わせて発覚した。