医療業界参入希望の業者から3億円超を詐取容疑 男2人を逮捕

医療業界への参入を望む業者から現金をだまし取ったとして、警視庁捜査2課が詐欺の疑いで、いずれも職業不詳の、小林昌人容疑者(54)=住居不詳=と古野間昭彦容疑者(59)=東京都目黒区=を逮捕したことが19日、捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者によると、2人は令和6年1月下旬~3月上旬ごろ、千葉県の医療法人が運営する複合医療施設の事業譲渡を巡り、参入を考える大阪市の衣料品関連会社との調整に従事し、「資金証明」として3億5000万円を受領。返還を免れるため「事業譲渡を受ける内諾をもらい、すでに医療法人に振り込んだ」と虚偽の説明をし、偽造した書類を見せるなどして全額をだまし取ったとしている。 医療法人は、千葉県内や東京都内などに施設を展開していたが、約132億円の負債を抱え、5年4月に東京地裁に民事再生法の適用を申請していた。小林容疑者は、同法人の事業にも一時関与していた。 捜査2課は、詐取金が容疑者らの私的なクレジットカードの支払いなどに使われたとみて、全容解明を進める方針。

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