SNSを使って、人気サッカー漫画「ブルーロック」の缶バッジなどのグッズを売ると見せかけて電子マネーをだまし取ったとして、兵庫県伊丹市に住む専門学生の20歳の女(犯行当時19歳)が詐欺の疑いで松江警察署に再逮捕されました。 松江警察署によりますと、女は去年の7月24日から8月5日までの間に、SNS「X」上において漫画「ブルーロック」の缶バッジを集めようとしてグッズを買い取りたい旨を投稿していた松江市内の10代女性に対し、「ポスト見ました、キャラクター缶バッジが59個あります。定価と送料でどうですか、取引は電子マネーでどうですか」と購入を持ちかけたということです。 缶バッジの画像などもメッセージで送られていて、女性は3万3000円相当の電子マネーを送金。 しかし連絡がつかなくなり、女性は松江警察署を訪れて「SNSのダイレクトメッセージでやり取りをしていた相手からアニメの缶バッジを購入する約束で電子マネーを送金したが缶バッジは届かず代金も返ってこないまま連絡が取れなくなった」と相談。 所要の捜査の結果女は今年5月26日に詐欺の疑いで逮捕されました。 女は警察の調べに対し、「だましたわけではないです」と容疑を否認しているということです。 女と女性に面識はなかったといいます。 さらに捜査は続き、余罪が発覚して、女は6月15日に詐欺の疑いで再逮捕されました。 松江警察署によりますと、女は1回目の逮捕事案と同時期にあたる去年の7月19日から30日までの間に、アニメグッズ販売名目で現金をだまし取ろうと画策。 女がSNSの「X」で「ブルーロックの線画86点等の買い取りを募集しています」などと投稿したところ、ブルーロックの缶バッジなどを収集したいと考え販売してくれる人を探していた奈良市に住む20代の女性が発見しました。 メッセージでやり取りすると、女は「缶バッジ56個、場面写86枚、 任意の(線画)抱き合わせ172枚もある」などの嘘の情報を送信しました。 (場面写…アニメなどの映像作品における本編中のワンシーンを静止画にしたアイテムのこと) そして「paypayマネーを希望しています。ゆうパックや宅配便を予定していて支払いを確認後に5日以内に発送となります」などと続けて提案。 真偽不明な内容ですが、住所や氏名が記載された画像や、グッズを並べた画像も送ってきたといいます。 女性はグッズを購入することになりますが、金額の半分を送金してから発送されたのを確認後にもう半分を送るなど取り決め、缶バッジ56個に加えて52個、場面写86枚、線画172枚の代金として1回目に2万6510円を送金しました。 そして、実際には品物は発送されていませんでしたが、発送したという通知を受けて女性はさらに2万2880円を送金し、計4万9390円を支払いました。 しかし、いくら待っても届かず、メッセージも来なくなったということです。 女と女性は作品の展示会で知り合いになった間柄でした。 この事案は、松江市の女性が被害に遭ったことを受けて松江警察署が女と繋がりがあるとみられる関係者に対して裏付け捜査として聴取を行った際に「被害に遭っている人がいたりもし知り合いにいたりしたら署に連絡してほしい」などと呼びかけていたところ、奈良市の女性から届出があり発覚。 所要の捜査の結果、女の犯行が分かり詐欺の疑いで6月15日に再逮捕されました。 女は警察の調べに対し「やっていません、何も話すことはありません」と容疑を否認しているということです。 警察が余罪の有無や犯行の動機などを調べています。