横領罪の元弁護団長と元妻提訴 B型肝炎訴訟熊本弁護団、9300万円請求

全国B型肝炎訴訟熊本弁護団の口座から現金の着服を繰り返したなどとして、弁護団が、弁護団長だった内川寛元弁護士と元妻の田中真由美弁護士に、連帯して約9300万円の損害賠償を求める訴訟を熊本地裁に起こしたことが23日、分かった。4月17日付。 内川氏は2025年2~4月に業務上横領容疑で熊本県警に3度逮捕され、同年8月に総額約9300万円を横領した罪で懲役6年の実刑判決を受け、確定している。 弁護団の訴状によると、内川氏は11年5月~23年11月に弁護団長を務め、訴訟で被告の国から原告であるB型肝炎被害者らへの和解金が振り込まれる銀行口座を管理し、弁護団のメンバーに報酬などを分配する義務を負っていた。しかし、18年5月~23年6月、計170回にわたって多額の現金を払い戻し、少なくとも約9300万円を着服。月約50万円の住宅ローンなどに充てていたとしている。 県弁護士会と弁護団のこれまでの説明によると、田中弁護士は弁護団の会計を担当し、内川氏とともに熊本市中央区で法律事務所を営んでいた。

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