カンボジアで「かけ子」させるため女性連れ去る 岡山県警、容疑で組幹部ら再逮捕 暴力団関与視野に捜査

カンボジアで特殊詐欺の「かけ子」をさせるため、暴力団幹部らが知人女性を連れ去ったとされる事件で、岡山県警組織犯罪対策1課と岡山西署は24日、他にも2人の連れ去りに関わったとして、国外移送目的略取・誘拐などの疑いで特定抗争指定暴力団池田組幹部の男(52)=岡山市北区=らを再逮捕した。 他の再逮捕者は、岡山市中区、無職の女(28)。県警は2人は匿名・流動型犯罪グループ(匿流)の一員とみて、暴力団の組織的な関与の有無を慎重に捜査。カンボジアでは「自分以外にかけ子をしている日本人や外国人がいた」との証言があり、関連を調べる。 再逮捕容疑は、男は氏名不詳者らと共謀し昨年6月、20代女性=兵庫県=に「カンボジアに半年行ってこい。日本語を教える仕事」「実家の住所も分かっている。妹の学校も行く」と勧誘、脅迫し、関西空港からカンボジアまで連れ出した疑い。昨年11~12月に2人は30代女性=岡山県=に「中国で仕事をしないか。データを入力するだけ」と言い、国外に連れ去ろうとした疑い。認否を明らかにしていない。 県警によると、20代女性はカンボジアの詐欺グループから解放されて5月に帰国。交流サイト(SNS)のやり取りなどから容疑を固めた。 両容疑者は、別の20代女性に対する国外移送目的誘拐容疑などで今月3日に逮捕=処分保留で釈放=された。

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