留学費用などの名目で現金をだまし取ったとして、警視庁三田署は詐欺容疑で、住居不詳の会社員、加藤永江容疑者(57)を逮捕した。「間違いありません」と容疑を認めている。加藤容疑者は当時、発達障害がある子供の留学支援をうたう東京都港区の一般社団法人の代表を務めていた。 三田署によると、加藤容疑者は令和2年1月、留学の相談に来た中学生だった10代少女について、医師免許がないのに発達障害だとする偽の診断書を作成し、50代母親にメールで送付。「同じように悩んでいるお子さんも留学して成功している」などと伝えていた。 母親が加藤容疑者と連絡が取れなくなったことを不審に思い、5年に三田署に相談して被害が発覚した。三田署には同様の相談が複数寄せられており、被害は総額5000万円超に上るとみて捜査している。 逮捕容疑は2年1月~4年11月、東京都港区の事務所で、「欧米の学校のサポートは日本の学校とは全然違う」などと噓を言い、留学の相談費や支援費の名目で、母親に現金計1875万円を振り込ませ、だまし取ったとしている。