群馬県伊勢崎市の住宅で6歳の女児と3歳の男児が死亡しているのが見つかった事件で、女児への殺人容疑で逮捕された父親の井上敏典容疑者(42)が「家族の将来を悲観して2人の首をネクタイで絞めた」などと供述していることが7日、捜査関係者への取材で分かった。井上容疑者は健康状態に不安を抱えて今年に入ってから休職しており、収入面で悩んでいたと説明しているという。 捜査1課によると、井上容疑者の逮捕容疑は5日午後、自宅で長女の明莉(あかり)さんの首を絞めて殺害したというもの。県警は7日、司法解剖の結果、明莉さんと長男の柊利(しゅうり)ちゃんの死因がいずれも窒息死だったと発表した。 これまでに県警には家庭内の問題などの相談や連絡はなかったという。井上容疑者に外傷はなく、県警は無理心中を図ったものではないとみている。 県警は遺体の状況から、長男についても同様に首を絞めて殺害したとみて殺人容疑で捜査を進めるとともに、井上容疑者の健康状態や生活の状況などを調べている。(小幡淳一)