プロ入り初のシーズンが暗転…「ひき逃げ事件」で逮捕の野球選手 悔やんでも悔やみきれない“過失”

7月2日の朝9時ごろ、土砂降りの千葉県警印西署から姿を現したのは、黄色いスウェット姿の若い男だった。かなりの長身だが、背を丸め、うなだれるように歩く。その視線は虚ろで、自分が置かれた境遇に呆然としているように見えた──。 7月1日、関東・甲信越を拠点とする野球の独立リーグ、ルートインBCリーグの『千葉スカイセイラーズ』所属選手の阪本誠一容疑者(20)を、千葉県警は自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕した。 「事件が起きたのは6月30日の午後0時40分ごろのことでした。阪本容疑者は千葉県白井市の被害男性の住宅の駐車場から軽自動車を発進させた際に、車の右側に立っていた男性にぶつかって転ばせ、救護せずに逃げた疑いがもたれています。男性は『はねられた』と110番通報していました。 阪本容疑者は『走り去ったのは間違いないが、ケガをしたことは知らない』と、容疑を一部否認しているそうです。また、被害男性にサイドミラーを叩かれたとも話しており、2人の間に何らかのトラブルがあったとみて警察が調べています」(全国紙社会部記者) BCリーグのプロフィールによると、阪本容疑者は181・88の右腕で、最高球速146km/hの速いストレートとカーブで緩急をつける投球が持ち味だという。高校は都立高出身で、甲子園とは縁がなかったが、“公立の星”の好投手として注目されていたようだ。卒業後には、社会人クラブチームに所属。昨年の11月にBCリーグのドラフトで千葉に1位指名され、今年が初のシーズンだった。 BCリーグでは今回の阪本容疑者の事故について1日付けで「千葉スカイセイラーズ所属選手に関する報道について」という次のようなコメントを出した。 〈事故に遭われた被害者の方に心よりお見舞い申し上げます。千葉スカイセイラーズでは、現在事実関係を調査中ですが、事実確認出来次第、改めてお知らせを致します。 ご心配をおかけしている、千葉スカイセイラーズならびにルートインBCリーグを応援して頂いているファンの皆様、株主・スポンサーの皆様に心よりお詫び申し上げます〉

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする