大麻などの薬物を所持したとして、福岡県警は8日、福岡市博多区住吉3、自称彫り師、鶴崎哲也容疑者(22)、神戸市の少年(18)、住所不定、無職男性(20)の3人を麻薬取締法違反(営利目的共同所持)などの容疑で逮捕したと発表した。 逮捕容疑は、共謀の上、5月12日午後4時5分ごろ、県警に押収されて東署で保管されていた乗用車内で乾燥大麻35・623グラム(末端価格17万8115円)などの薬物を営利目的で所持したとしている。鶴崎容疑者と男性は黙秘し、少年は容疑を認めている。 県警は5月、福岡市東区で職務質問から逃げる際、警察官を車ではねたとして、少年と男性の2人を殺人未遂などの容疑で逮捕。車は関東で盗まれていた。男性は薬物を密売していたとみられ、スマートフォンの解析などの結果、鶴崎容疑者が指示していたことが判明したという。 その後の捜査で、男性と連絡をとっていた別の少年2人が、福岡市や直方市に放置した車内に大麻などを所持していたことも判明。県警は8日、この少年2人も同容疑などで逮捕したと発表した。 県警によると、5人のうち4人が神戸市の出身。5人が違法薬物の密売に関わる匿名・流動型犯罪グループ(匿流)の一員の可能性があるとみて、県警は実態の解明を進める。【木下翔太郎】