韓国・光州女子高生殺害事件で証拠隠滅疑惑、検察と警察が同時捜査

【07月09日 KOREA WAVE】韓国・光州の女子高校生殺害事件で、捜査を担当した警察官らが容疑者の証拠隠滅に関与したとされる疑惑が浮上し、警察庁は7日、光州光山警察署長を待機発令、担当の強力チーム長を職位解除とするなどの更迭人事を発表した。初動捜査の不備や警察内部の癒着疑惑を巡り、検察も同警察署への強制捜査に乗り出すなど、事態は泥沼化の様相を呈している。 警察庁によると、今回の措置により、当時の署長や刑事課長、緊急逮捕された強力チーム長を含むチーム員ら計6人が職務から外された。背景には、事件の捜査チームが、現職の警察幹部であるチャン・ユンギ被告の父親に捜査情報を漏洩し、ともに証拠隠滅を図ったとの重大な疑惑がある。 6日に緊急逮捕された強力チーム長には、強姦殺人罪などで起訴されたチャン被告のSUV(スポーツタイプ多目的車)車内から見つかった結束バンドを押収せず、同僚が撮影した車内の証拠映像を削除するよう指示した疑いなどが持たれている。この結束バンドは、被告の「拉致・性犯罪目的」を立証する重要な証拠とみられており、削除指示された映像はその後復元された。 さらに、警察の対応には不審な点が相次いで指摘されている。被害者の血痕が残る犯行車両を押収せずに父親へ返却し、検察が改めて押収するまでの約半月間にわたり父親が運転し続けていたほか、父親が被告の自宅に入りリアルドールや携帯電話などを任意で廃棄していた。父親と捜査チームの間で10回以上の通話記録が確認されていることも、初動捜査の適切性を巡る騒動に拍車をかけている。 検察は7日、公務上秘密漏洩や証拠隠滅などの疑いで光山警察署や関係先を家宅捜索した。地裁では8日午前、チーム長の逮捕状発付の可否を決める審査が開かれる。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News

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