【速報】京都市のひき逃げ事件 殺人などの疑いで60代男を逮捕 女性を200メートル引きずったか

昨年12月、京都市北区馬代通今出川上ルで、同区のパート女性が死亡したひき逃げ事件で、京都府警交通捜査課と北署が13日、殺人と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、西京区の60代男を逮捕したことが捜査関係者への取材で分かった。男は軽トラックで女性を約200メートルにわたって引きずっていた疑いがあることから殺意があると判断し、交通事故では異例の殺人容疑を適用した。 女性は軽トラックに引きずられる前に別の車両2台に接触し、路上に倒れていた。府警は同日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、最初に女性をはねた車を運転していた60代男を逮捕した。2台目の70代男性は同じ容疑で書類送検する方針。 府警によると、昨年12月24日午前6時20分ごろ、通行人から「人が倒れている」と110番があった。近くに住む小杉和子さん=当時(73)=で、搬送先の病院で死亡が確認された。 捜査関係者の説明では、小杉さんは馬代通の横断歩道で、同通を南行していた軽乗用車にはねられ、その場で倒れた。数分後、同通を北行していた乗用車が路上で倒れていた小杉さんに接触。続いて同じく北行中だった軽トラックに約200メートル引きずられたという。 府警は司法解剖と複数の法医学者の見解を踏まえて捜査した結果、小杉さんが軽トラックに引きずられたことで致命傷を負ったと判断。府警は軽トラックの男が車両の異変に気付きながら走行を続けていたとみて、殺人容疑を適用したとみられる。 車両による引きずり死に対する殺人罪の適用では、2012年12月に向日市で、男性を軽ワゴン車で約500メートル引きずった当時20代の男に対し、京都地裁は「人を引きずっていると認識しつつも、素早く逃走しようとした」として殺意を認定し、殺人未遂罪の成立を認めた。

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