東名高速道路で突然、後ろから追突された夫婦がSBSの取材に応じ、被害状況を明かしました。 追突は1回にとどまらず1.7キロの区間にわたって続き、夫婦は「死ぬかと思った」と当時の心境を語りました。 被害にあった夫婦の車はボンネットは大きくへこみ、後部や側面にも激しく衝突された跡が残ります。 6月下旬、夫婦が被害にあったのは東名高速の牧之原SA付近でした。後ろから猛スピードで迫る乗用車に追突されました。突然の出来事に、よけることはできませんでした。 <被害者(夫)> 「ルームミラー見たら後ろから白い車が結構な勢いで近づいてくるなと思っていたら、そのまま我々の車の後方に激突して、これはただ事ではない。恐怖感、想像しがたい事態で、少し動揺する部分もあるし、怖いなと」 車は走行車線を走る夫婦の車に何度も追突。約1・7キロにわたって繰り返されたといいます。 夫婦の車は、追い越し車線へ押し出され、トラックと衝突。ガードレールの方向にはじき出され、ようやく停車。2分ほどの出来事だったと振り返ります。 <被害者(夫)> 「これはもうやばいと思っていて、車が回り始めてどうなるか分からないと思っていたら、トラックとぶつかって。『あ、死んだかも』と思った」 <被害者(妻)> 「トラックとぶつかるなと分かって、これは死んだと思った。その後もグルグル体が振られながらなんとか路肩にとまって、我に返った時に『生きてる』と最初に思いました」 夫婦は足や腰を打つけがをしましたが、幸い大きなけがはありませんでした。 警察によりますと、車を運転していたのは60歳の男。夫婦に対する傷害、ひき逃げの容疑では7月9日に逮捕されました。 <被害者(夫)> 「最初はやはり信じられないというか、かなり悪質だと思いました。『なぜ』という気持ちが一番強かった」 警察は男の刑事責任能力の有無についても慎重に調べているということです。