匿流「案件屋」 茨城県警、初の逮捕 筑西の住宅窃盗疑い 強盗との関連も慎重に捜査

茨城県筑西市の住宅で昨年の同じ日に別グループによるとみられる強盗と窃盗が連続発生した事件で、住宅から金庫を盗んだとして、県警筑西署と県警捜査1課などの合同捜査班は15日、窃盗と住居侵入の疑いで、住所職業不詳、男(33)を逮捕した。匿名・流動型犯罪グループ(匿流)内で、被害者の家や資産状況などの情報を基に犯行を計画する「案件屋」と呼ばれる役割とみられ、県警が摘発するのは初めて。県警は認否を明らかにしていない。 逮捕容疑は、2025年11月5日午前10時半ごろから同午後1時ごろまでの間、筑西市の自営業、男性(50)方の敷地内にある事務所兼倉庫に侵入し、耐火金庫など3点(計4万円相当)を盗んだ疑い。 この事件を巡って、県警はこれまでに指示役の無職、男(21)と、実行役とみられる神奈川県平塚市の17~20歳の男4人を逮捕している。共犯者の取り調べやスマートフォンの解析などから今回の男の関与が浮上した。 茨城県警によると、男が住人に関する情報や家の間取りなどの「標的情報」を入手して今回の事件を計画したとみられる。指示役らとは匿名性の高い通信アプリで連絡を取っていたという。 この住宅では、窃盗事件と同じ日に住人男性が強盗傷害事件の被害に遭っており、これまでに10~30代の男5人が逮捕されている。県警は二つの事件はそれぞれ別の匿流の犯行とみているが、今回の男について、県警は被害者に関する情報を得た経緯や、強盗傷害事件への関与の有無を慎重に調べる。

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