患者の点滴に“大便” 逮捕の51歳元看護師の女は「優しそうな印象」 出勤停止命じられ「私戻れないんですね」 滅菌カップにチューブ入れ証拠隠滅か

一瞬、カメラの方を見てすぐに視線をそらした女。 元看護士・古川美由紀容疑者(51)にかけられた疑いは、入院患者を殺害したというものでした。 事件は、千葉・柏市にある「柏たなか病院」で起きました。 古川容疑者は、病院の看護師だった2026年1月、入院中の会田栄次さん(当時75)の点滴チューブに排せつ物を混入して殺害した疑いが持たれています。 夜間の当直の勤務中に犯行に及んだとみられる古川容疑者。 犯行はわずか1分ほどで、病院内の防犯カメラには会田さんの病室に出入りする姿が捉えられていました。 容体が急変した会田さんは翌日、死亡。 死因は多臓器不全でした。 事件が起きた病院の患者からは、「こちらは紹介状とかもなく、費用も抑えられ受診できる。すごく人気がある。どういう対応を病院がされるかを見てから(利用を)検討しようかなと思います」「不信感はあるので確認はするかもしれない。なんか変なものを入れられてないか」と不安の声が上がっています。 その後の調べで、古川容疑者のスマートフォンから「便注入、死ぬか」などと検索した履歴が見つかったことが新たに分かりました。 さらに古川容疑者が混入したのは、病院の入院患者の排せつ物とみられています。 看護師が患者を殺害するという卑劣な犯行。 古川容疑者は一体、どのような人物だったのでしょうか? 近隣住民の方によりますと、古川容疑者は数年前に引っ越してきて両親と3人で住んでいたということです。 知人は古川容疑者に対し、優しそうな印象を抱いていたと話します。 古川容疑者を知る人: 「きょうも寒いね」とか気遣ってくれて、「頑張ってね」と言ってくれる人でした。(事件を受けて)ただただびっくりする。そんなことやっているようには見えない。 古川容疑者の逮捕を受けて、病院は16日午後2時ごろに記者会見を行い、被害者と遺族に謝罪しました。 古川容疑者は事件当時、夜勤リーダーを務めていたといいます。 柏たなか病院・福岡隆明事務局長: (古川容疑者は)約15年前から看護師として勤務していた経験がありまして、当院への勤務は1年程度になります。前の医療機関で特にトラブルがあったとの報告はありません。勤務態度としては事件日まで欠勤等もございません。 柏たなか病院・長谷川奉延病院長: 容疑者とのトラブルの有無については確認していません。 病院側は当時、事件性が疑われたため古川容疑者をすぐに出勤停止としましたが、3週間後、古川容疑者から次のような電話がかかってきたといいます。 柏たなか病院・福岡隆明事務局長: 非常に丁寧に話をされる方です。(古川容疑者から)そうですか…私戻れないんですね。自主退職しますと話をした。 古川容疑者は、滅菌カップに入れて点滴のチューブを持ち去り、証拠隠滅していたとみられます。 警察の調べに対し、古川容疑者は「チューブに大便を混入したことを否認します」と容疑を否認しているということです。

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