千葉県柏市の柏たなか病院で点滴に汚物が混入し、入院患者が死亡した事件で、同病院では汚物が付着したおむつなどを保管する部屋に看護師が自由に出入りできる状態だったことが17日、同病院への取材で分かった。 千葉県警は殺人容疑で逮捕した元看護師、古川美由紀容疑者(51)が点滴に混入させたとみて、汚物の入手経路などを調べている。 同病院によると、病棟内にある汚物室には、患者の大便が付着したおむつなどの廃棄物が保管されていた。この部屋には、看護師が自由に出入りできた。 汚物は注射器を使って、点滴につながる延長チューブ内に注入されたとみられる。ただ、注射器は見つかっていないという。 病棟には廊下などに計8台の防犯カメラが設置されていた。事件前、死亡した無職会田栄次さん=当時(75)=の病室に古川容疑者が複数回出入りする様子などが映っているといい、県警が映像の解析を急いでいる。