『お客様との日頃の会話から見抜いた違和感』仙台市内の銀行で「特殊詐欺を未然に防いだ」として行員3人に感謝状が贈呈 従業員の連係プレーが実を結ぶ

高齢男性が特殊詐欺の被害に遭うのを未然に防いだとして、仙台市内の銀行で、行員3人に感謝状が贈られました。 警察から感謝状が贈られたのは、三井住友信託銀行仙台支店の行員、高野はる香さんと高橋ひなのさん、それに鈴木美夢さんの3人です。 警察によりますと、6月26日、80代の男性が「金を購入するために送金したい」と銀行を訪れました。 ■「お客様の様子がいつもと違う」と感じ… 鈴木さんはこの男性と、よく世間話をしていましたが、この日は男性の口数が少なかったことを不審に思い、実際に窓口で対応する高橋さんに、もう少し詳しく話を聞くよう依頼しました。 鈴木美夢さん: 「いつもお会いするときと少し様子が違っていて、口数も少なかったので、少し怪しいかなと思って」 ■お客様から詳しく話を聞いていくと… 高橋さんは、「なぜ金を購入するのか」「どこに保管するのか」などを男性に聞いたところ、男性は、「ただ金を自宅に置いておきたい」「タンスの中に保管する」などと答えたということです。 高橋ひなのさん: 「特に嘘をついているような状況のイメージもなく、しっかりお話されてはいたけれども、突き詰めていくと少しずれがありました」 その後、銀行を訪れる前にインターネット上で500グラムほどの金を、約1100万円で購入する手続きをしていたことが分かりました。 話を聞いていく中で、男性が操作していたスマートフォンの画面が見えたと話す高橋さん。画面には、男性が何者かに宛てて送信したメッセージが。 内容は「銀行に着きました、よろしくお願いします」というものでした。 不審に思いさらに話を聞いたところ、男性から「警察からあなたを逮捕することもできるなどの電話があった」と説明があったため、支店の窓口の責任者である高野さんが警察に通報したということです。来店から約20分間の出来事でした。 ■『日ごろから』詐欺の事例や手口を学んでいる この銀行では日ごろから詐欺の事例や手口を学んでいるということです。 岡田賢悟支店長は、少しの違和感に気付けるようにすることが大事だと話します。

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